2000年4月4日・愛知 金融業を営む父親から手形(額面240万円)の回収を頼まれた中古車販売員A(30)は、喫茶店経営者男性(58)がまったく支払われる様子を見せないことに腹を立て、中古車販売業B(36)に相談した。 そこでBは他の4人に声をかけ、取り立てに行かせたが、やはり返済には応じてもらえなかった。 そこでAとBは拉致殺害計画を実行に移すことにした。 男性の自宅で待ち構え、帰宅したところを襲い掛かったが逃げられてしまう。そのためAらは、一緒にいた妻(64)とその妹(59)を自動車ごと拉致し瀬戸市の山林に連れ込んだ。現金2万4千円などを奪った後、男性の身代わりに2人を殺害することにした。 「助けて」と哀願する2人に、Aは、「かわいそうに関係あらへんのに。恨むなら旦那を恨め」 と冷たく応え、粘着テープで拘束しドラム缶に押し込むと、ガソリンを撒いて焼殺した。さらに犯行の痕跡を消そうと炭化した遺体をチェーンソーで切断し、山中に遺棄した。 しかし男性の通報により犯行グループは全員逮捕された。 その後、AとBは死刑判決を受けて結審、2009年1月29日に2人一緒に死刑執行された。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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