2/15ページ目 露天風呂では声を我慢しながら、ナナは一度中に出された精液を掻き出され、ソコへまた玩具を咥え込まされていた。 最初はごく緩やかな振動が与えられ、ふたりは濃藍の夜空に浮かんだ月が見下ろすなか、密着して躰の洗いっこもした。 夜風はさわりと、肌に心地よいくらいで、行為はどこまでもいやらしい。 チャプッ――――… 「っん…っ、ん…っ、」 躰を洗い終えると、キスを交わしながら湯船に浸かった。 この露天風呂も懐かしい、あのとき、ナナは薔に裸を見られることも躊躇いすぎていた。 それが今では、こんなにもエッチなことをしてしまっている。 全部、彼が教えてくれたことだ。 温泉の湯が、互いの肌をなめらかに濡らして、 「…――――腰、揺れてんぞ?」 ふっとくちびるを放した薔は湯船のなかで、彼女の腰にゆびを伝わせた。 あたたかさで卑猥に痺れて余計に熱く感じて、頭の中が真っ白状態にされるナナはぞくぞくしてしまう。 「だ…っ、だって…っ、」 抱きしめられ、バイブを入れられ振動を与えられているのだから仕方がない。 恥ずかしさに腰をもじもじさせたナナは、再びくちびるを奪われる。 「っん…っ、は…っんっ、」 あっさりと抉じ開けられた口内にするりと舌が入りきて、彼女は彼の肩を両手で掴む。 濡れた素肌が擦れあって、それもすごく気持ちがいい。 逆上せたりはしないよう気をつけたくても、夢中になる。 …ッ…ちゅっ…ちゅくっ… リップ音は控えめに、ふたりだけに聞こえていた。 漂う湯煙が、閉じ込めてくれているのかもしれない。 「ふうっ…っんっっ、ん…っ、」 必死でしがみつくナナは、ますますくっつくよう抱きしめられ、後ろから玩具をこねるみたいにゆびで動かされた。 蕩けた体液が、湯に溶けてゆく。 「んっっ…っ!」 彼の濡れた髪にゆびを絡めて、ナナは達していた。 腰が跳ねて、露天風呂がチャプチャプという音を立てる。 舌を吸ってくちびるを放した薔は玩具からもゆびを離し、彼女のあたまを優しくよしよしした。 「今度はおまえから舌入れて?」 おまけに、甘い声で微笑みせがんでくる。 「ん…っはっん…っ、……っんっっ、」 ナナはそろそろと、さらに舌を伸ばして彼の舌先と絡めた。 バイブの振動はじわじわと、秘部を刺激している。 ふたりは貪るように、舌を絡め、くちびるを触れあわせていく。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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