※※第279話:Make Love(&Turnabout).171
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 「ごめんね?お風呂の後に濡らしちゃって…」
 くすくすと笑って、悪びれた様子など微塵も見せていない屡薇は、なめらかに肌を愛撫してゆく。
 「だ…っ、だめ…っ、ストップ…っ!」
 ブラジャーを着けていないことにようやく気づけた真依は、途中で彼の手を制止させようとした。

 「あ、やっぱり、これ以上いくと困るんだ?」
 その手を掴んで離した屡薇のゆびはお構いなしに這い上がり、

 キュッ――――…

 するりと乳房を持ち上げ、人差し指と中指で挟んだ乳首を少しだけ擦った。

 「ん…っ、あ…っ、」
 ぶるりとふるえた真依はきつく傍らのクッションを掴む。
 迂闊だった、湯上がりで暑かったこともありジャージの下にはパンツ以外何も着ていないことを今さらながら思い出す。
 「ねぇ、真依さんは一目瞭然って言ったけどほんとはまだ、びしょびしょになってるとこはちゃんと隠れてるでしょ?違う?」
 ゆっくりとジャージのファスナーを下ろす屡薇は痛いところを突いた、彼が示しているのは無論お茶で濡れている場所ではない。

 「ちょっ…っ、やだ…っ、ダメだってば…っ……」
 胸の谷間が覗き、恥ずかしくて仕方なくなった真依は身を捩ろうとした。
 すかさずその腰を抱き寄せた屡薇はくちびるを奪う。


 「……っん、んう…っ、」
 やわらかく触れあう動きにぞくぞくして、力が抜けた真依は呆気なくくちびるを抉じ開けられた。
 テーブルからポタポタと、水滴が滴る。
 真っ先に気にかけなければならない音が、やけに扇情的に聞こえた。
 それでも屡薇はさりげなくティッシュを数枚引き抜き、濡れた床へと宛がう。

 「は…っんっ、んん…っ、」
 今度は、くちゅくちゅと舌が絡みあう音で部屋は彩られた。
 負けじと真依も絡めることで、ふたりの呼吸はきちんと合わさっている。


 むにゅっ…むにゅ…

 乳房は揉みしだかれ、ピンと迫り出した乳首の形がいやらしかった。
 はだけたジャージは敏感になった乳頭と擦れあい、感じてしまう。

 「んっぁ…っ、……ダメ…っ、」
 ふっとくちびるが放された瞬間に、真依は甘ったるい視線で、甘ったるい声を漏らした。
 彼の言う通り今は隠せているソコが、ぞんぶんにびしょびしょになってしまう。
 「何それ?誘ってんの?」
 面白そうに微笑を浮かべて、屡薇はキスを続行させた。
 違う!と言い返すこともできなくて、真依の躰はますます甘ったるくなる。

 ファスナーは真下へ滑り、ジャージは左右に広がった。
 艶いた肌は大胆に露出して、真依がビクリとした弾みで乳房は揺れて露になった。

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