2/12ページ目 こけしちゃんはゆっくりとパンツを脱いだ。 中がすごく、ひくひくしているのがわかる。 「ワンピースも脱がないといけないようだね、そのままではおそらく、気づかないうちにびしょびしょになってしまうよ?」 パンツを脱いでいざぁぁっ!と思っていると、醐留権はワンピースも脱ぐよう彼女を導いた。 ベッドに膝を立てたこけしちゃんは襟元のボタンを外し、ワンピースを脱ぎ捨てる。 せめて、トップとボトムで別々のものを着ていたら、いきなりブラジャーだけにならずに済んだ。 狙っていたのか、狙われただけなのか。 脱いだ衣服はベッドの下に散った。 より一層恥ずかしい気持ちになり、こけしちゃんは脚を開いた。 そうすればより一層、恥ずかしい格好になる。 ヌチッ――――… 「はぁ…ぁっ、」 羞恥心を纏い淫らになった躰は、手が官能のままに動いて秘部をゆっくりとさすっていた。 「んぅぅ…っ、恥ずかしいからぁぁ……BLのこと考えたいんだけどぉぉ…っ、今はちょぉっと無理ぃぃ…っ、」 「その場合、悠香の役割は…………まあ、私がいつも暮中に睨まれている理由が今、わかった気がするな……」 こけしちゃんはあっちの世界へ飛躍させようとしたが自分がされているこのときに、できるはずもなく。 眼鏡をくいっとさせる手前で止めたゾーラ先生には意外な収穫があった。 薔がいつの頃からかやたらと自分に冷たくしてくる理由が、わかった気がしたのである(遅すぎる)。 彼女に聞こえないようにと、後半はほぼ心の声に近かった。 「なんかぁぁ…っ、言ったぁぁ…っ?」 がしかし、こけしちゃんはちゃっかり反応して、 「悠香はまだ、私の独り言を聞き取ろうとする余裕があるんだね?」 あちらの世界をチャンスに変えた醐留権は、くすっと笑って彼女を見る。 「じつにいけない事だ……きちんと集中して中まで弄りなさい…」 行為を深めるよう指示を出して、彼は足を組んだ。 あくまで、視線で嬲るつもりでいる、ふうを醸し出している。 「んぅっ…あぁ…っっ、」 頬を高揚させたこけしちゃんはしなやかなゆびで、入り口を拡げた。 「膣液が一緒になってうねっているね、いい眺めだ、」 見ている醐留権はさらりと、教師らしからぬことを口にする。 そもそも、教師と生徒は通常なら、こんなこと決してしない。 耽ってゆく淫靡は背徳的でもある。 ッッ…ツプンッ――… 「っっあぁっ…っ、」 ゆびを入れていったこけしちゃんは、ビクンと躰を反らした。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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