※※第287話:Make Love(&Make Love!).18
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 こけしちゃんはベッドのうえで、もじもじと脚を開いていた。
 期待が蜜を溢れさし、濡れた下着が曝け出されている。
 恥ずかしくて仕方ないけれど、全て自分から望んだことだった。

 自ら望んだやり方で、こけしちゃんはこれからお仕置きをされようとしている。




 「私にとっては蛇の生殺しでもあるが、まあいいだろう…」
 ベッドの傍らに椅子を持ってきて腰かけている醐留権は、眼鏡をくいっとさせた。
 落ち着いた雰囲気を保っていても、とある一箇所が元気になりすぎそうで内心やや困ってはいる。

 「悠香の厭らしい姿を存分に堪能させてもらおうか……」
 それでも、いかがわしい教師のゾーラ先生は、なるたけの威厳を見せて不敵に微笑んだ。


 「恥ずかしいなぁぁ……」
 自ら望んだくせに、躊躇うこけしちゃんは俯いた。
 ほんとうは、恥ずかしくされることにも躰は悦んでいる、できることならもっと恥ずかしくさせてほしい。
 「その恥ずかしいことをされたがったのは君だろう?さあ、やりたまえ、」
 穏やかに、醐留権は促す。
 教師がホテルのスイートルームでごくごく個人的に、生徒を仕付けているみたいな感覚。

 「……うんぅぅ……」
 俯き加減に頷いたこけしちゃんは、そろそろと片手をパンツへ伸ばした。
 もうかたほうの手ではシーツを掴んでいる。


 …ッ…クチュ…ッ……

 触れるとさっそく、エロティックな水音が聞こえた。

 「あ……ぁっ、」
 秘部がキュンキュンしたこけしちゃんは甘ったるい声を漏らす。
 「お仕置きをされるとわかっていたくせに、はしたない音だ…」
 真綿にくるんで優しく叱りつけるような言い方で、醐留権は言葉を投げた。
 「だってぇぇ…っ、……んぅ…っ、」
 ヌルヌルとゆびを動かすこけしちゃんは言い訳をしかけて、淫欲を誘われた。
 望んだことだから、お仕置きとわかっていても否応なしに感じてしまう。

 「そもそもの話、悠香は恥ずかしいことをされたくて濡らしてしまったのではないのか?」
 言い訳を聞かず、醐留権は問いかけた。
 その通りなので言い返すこともできないこけしちゃんは、息を呑む。



 「…――――そう言えば、下着は脱いだほうがいいな、あまりにも染み込ませてしまうと帰る時に困るだろう…」
 ふと、思いついたかのように、突然に、醐留権は命じた。
 恥ずかしい様子はさらに猥りがわしく見られてしまう事態になりそうで、こけしちゃんはドキドキが抑えられなくなる。

 「早く脱ぎなさい、ぐずぐずしていると悠香の要望は無視して私がしたいようにお仕置きをしてしまうよ?」
 急かす彼は不意討ちで、ただ楽しそうに笑った。

 「とは言っても、君の要望は可愛すぎて無視などできないが…」

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