ベルナール・ロワゾー


ベルナール・ロワゾー

ベルナール・ロワゾー(Bernard Loiseau 1951年1月13日生)
 [フランス・料理人]


 ピュイ=ド=ドーム県クレルモン=フェラン生まれ。
バターを使ったこってりとした料理からの脱却を目指し、ヌーヴェル・キュイジーヌの影響もうけながら、素材の味を引き出すことに重点を置いた。バターやクリーム、オイルなど排除し、肉などの焼き汁を水でデグラセしてソースを作った彼の料理を、自らキュイジーヌ・ア・ロー(水の料理)と呼んだ。

 ほぼゼロから独力のみで、凋落していたラ・コート・ドールを立て直し、レストラン・ガイドの『ゴー・ミヨ』誌で20点満点の19.5点の評価を得て、『赤ミシュラン』より三ツ星を獲得するまでに至った。

 しかし、2003年に突然自宅で自殺を図った。原因は不明だが、レストランガイドの評価を気にしたと噂された。某番組では、ミシュランガイドとは別のレストランガイドで、かなりの低評価を受け、その影響で彼自身のレストランにて猟銃で自殺を図ったと紹介された。彼の死後直後に発行されたミシュランガイドでは星3つを維持していたことが判明した。

 2003年2月24日死去(享年52)





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